ついに正体がわかった蜂のようなハチドリのような蛾〜ホウジャク

ある季節になると、庭にやってきた変な虫の正体がやっとわかった。
ずっと、なんだろな、まるでハチドリのように細かく羽をふるわして、あちこち移動して花の蜜を吸ってる虫が時々気になってた。今年になって、はじめて、よくよく見てみたら、蜂の一種かなと思っていたのが、そうではなく、触覚やお尻のあたりの毛(?)の様子から、蛾の一種なんだということが、自分なりに納得した。

それで、俄然、その虫に興味が出てきた。インターネットで調べたら、あるわあるわ、私みたいにあの変な虫に興味がある人たちがいっぱいデータを提供してくれていた。You Tubeにも飛んでるところのムーヴィーがいっぱいあったし、アメリカのサイトwww.hummingbirdmoth.comは傑作だった。素人の手作りっぽいサイトだけど、この虫に出会って、驚いた素朴な喜びがあふれていて、嬉しくなっちゃった。で、英語ではこの虫のことをhummingbird mothということがわかった。まさにそのまんま、ハチドリのような蛾…。若かりしとき、アメリカ南西部、確かアリゾナで初めてハチドリを見たときもたまげたけど、嬉しかった。世の中に、こんな不思議な生き物がいるんだってことが…。hummingbird mothに出会ったときも同じ気持ちがした。そして、今度は日本のサイトを調べてみると、あっさりといろいろ出てきた。結構、日本全土どこにでもいることがわかった。ホウジャクという蛾の仲間で、ホウはやはり蜂のこと、蜂のようだからそんな名前がついたらしい。そして、例の羽を震わす行為はhoveringというそうな…。そして、瞬間移動すると書いてあった。そう、まさにそう!不思議な飛び方をするんだ。
ただの珍しい虫といえばそれまでなんだけど、なんだか、その虫を通じて、宇宙とつながってるような、世界中の人々とつながってるような気がしてる。しあわせ!